公開国際シンポジウムについて

国際シンポジウム北海道・北東北の縄文遺跡群の価値理解と普及2023年11月5日()に札幌市で開催されした

当実行委員会が公益財団法人北海道埋蔵文化財センターに委託して実施している「世界文化遺産インタープリテーション等調査研究委託業務」の一部として、2023年11 月1~5日国内外の専門家7人が道内に集まり「国際プログラム」実施されました。この調査研究の意義成果を広く共有するため、プログラム最終日は公開シンポジウムとして5名の専門家による講演・事例報告とパネルディスカッションを行ったものです当日は世界文化遺産の価値の活用について関心を持つ97名の方にご参加いただきました

開催趣旨

2021年にユネスコの世界文化遺産として登録された北海道・北東北の縄文遺跡群は、地域社会にとって重要な地域資源であると同時に、国指定史跡であり、世界文化遺産でもある。このようなローカル、ナショナル、グローバルな価値認識を包括する遺跡群は、世界的にみても、国際的基準に沿ったインタープリテーションのあり方とその方法についての課題を抱えている。特に、可視化が難しい埋蔵文化財、いくつもの構成資産によって成るシリアル・ノミネーションは、その遺産の価値理解と普及のあり方について注意深く検討していかねばならない。本シンポジウムでは、国内外の有識者を招聘して、これらを議論する。

参加専門家

※ 海外専門家の発言は英語で行われました(日本語通訳付き)。   

日時:2023年11月5日(木)12時00分開場 13時00分開会 17時40分閉会

会場:北海道大学農学部大講堂(札幌市北区北9条西9丁目)

対象者:事前に氏名・連絡先等を添えて申し込んだ方、先着150名

参加費:無料

主催:事業委託者/北海道世界文化遺産活用推進実行委員会 事業受託者/公益財団法人北海道埋蔵文化財センター

後援:北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院・北海道大学観光学高等研究センター

パネルディスカッションの模様

シンポジウムの記録

シンポジウムを含む「国際プログラム」の記録は公益財団法人北海道埋蔵文化財センターが作成した2023年度調査研究報告書の「附録」に収録されています。自由にダウンロードしてご利用ください。(PDFファイル7.9MB)

シンポジウムチラシ表面

シンポジウムチラシ裏面

「国際プログラム」の実施記録