2022年度縄文遺跡群ボランティアガイド養成講座第7回は、11月26日(土)10時から札幌市の北海道自治労会館で開催します。対面受講のほか、オンライン(Zoomウェビナー形式)での受講も可能です。
第7回講座は縄文遺跡群の観光活用をテーマに取り上げ、来訪者の好奇心・探求心に答えながら世界文化遺産の価値を伝え、人々の交流を広げていく道筋についてお二人の講師にお話しいただきます。
札幌市札幌市北区北6条西7丁目(JR札幌駅から徒歩8分) 詳しくは一般財団法人北海道自治労会館のサイトをご覧ください。
講師 遠藤昌子 えんどう まさこ 通訳案内士
北海道留萌市生まれ。ハイデルバーグ大学教育学修士課程修了。札幌大学講師を経て2015年から通訳ガイド専業。英語ガイドとして海外からの訪問者に北海道の魅力を紹介するとともに、外国クルーズ船上でのレクチャー、通訳案内士対象のセミナーなどを行う。地域の職業通訳ガイドの団体であるSapporo English Guidesの代表、日本観光通訳協会理事等を務める。主な著作として『PERA PERAホッカイドー』(2008年)、『英語でホッカイドー PERA PERAトーク500』(2015年、以上いずれも北海道新聞社刊)などがある。
受講者の皆様へ 外国人に何が日本の魅力と問うと、歴史的建造物、日本庭園、伝統文化など回答は多岐にわたります。しかし、一番の魅力は「清潔で勤勉で正直な日本人」とほとんどの人が言います。そんな日本人の心性の根底にある縄文文化に関心を持つのは、これまでは一部の方でした。今後は世界遺産になった事、アイヌ文化との関連などで縄文文化に興味をもつ外国人が増えると思われます。来道された外国人に縄文文化の魅力を伝える事を学びましょう。
講師 池ノ上真一 いけのうえ しんいち 北海商科大学教授
大阪府堺市生まれ。九州芸術工科大学芸術工学研究科博士課程単位取得後退学、北海道大学博士(観光学)。財団法人日本ナショナルトラスト、北海道大学観光学高等研究センター特任准教授、札幌国際大学観光学部教授等を経て2022年から現職。江差町観光まちづくり協議会コーディネータ、旧永山武四郎邸及び旧三菱鉱業寮運営協議会座長、次期札幌市観光まちづくりプラン検討会議副委員長(以上公職)、日本都市計画学会北海道支部幹事、道南歴史文化振興財団理事、函館湾岸価値創造プロジェクトチーム事務局長等を務める。主な研究テーマは港町地域における地域マネジメント、花街文化を生かした観光まちづくり、シェアリング・ヘリテージを目指した文化遺産マネジメントなど。主な著作として「日本のまちづくりの現状とグローカル教育」(『日本の科学者』9月号)、「国際地域学の地平—「国際」と「地域」をつなぐ視座—」(共著、『国際地域研究』第1巻、以上いずれも2019年)などがある。
受講者の皆様へ 文化と経済をつなぐ「観光」。しかし、日本の世界遺産では必ずしも「観光」はめざましい成果を挙げているわけではありません。何が問題なのか。そして、大切なことはなんだろうか。それらを解決するための観光創造に向けて、皆さんと一緒に考えたいと思います。
◆ 受講は事前の申込みが必要です(定員:対面30名、オンライン50名)。主催者から受講に際しての注意事項等をお知らせする都合上、なるべく開催の1週間前までにお申し込みください。
◆ 日程は10:00 開講/10:05~12:00 講義1(質疑応答含む)/12:00~13:00 昼休み/13:00~15:00 講義2(質疑応答含む)/15:05 閉講 となります。
◆ 講義1・2のうち一方のみの受講も可能で、受講実績は0.5回と計算されます。ただし、受講料は1回分をいただきます。
◆ 講座の終了後、翌11月27日(日)までの期間に限り、オンデマンドウェビナーとしてオンライン受講者の都合の良い時間に受講することができ、開催時間中の受講と同じく受講実績として認められます。
◆ 対面受講の方は当日、受付に際して受講料500円を申し受けます。オンライン受講の方は終了後に提出いただく確認シートにより受講を確認したうえ、今年度講座の終了後に受講回数に応じた受講料請求書をお送りしますので、主催者の銀行口座にお払い込みください。
◆ 講座会場までのアクセスは、北海道自治労会館公式サイトの「アクセス・お問い合わせ」のページをご参照ください。